きょう・きのう・おととい・・・ (園のせいかつ)
» 2025年6月

6/27 残しておきたい日常

2025/06/30

月末、年中さんと年長さんがホールで“うたの会”を行っていました。
どのクラスもまぁ、ステージ前に立つと、前を向いて歌っています。『お客さん』を意識できているのかな。『前で歌う』という行為に、ほんのりフォーマルな雰囲気を感じ取っているのかな。

普段はワイワイ元気な子どもたちですが、園生活の中で色んな場面を経験して、感じ取って、育ってくれているんですね。

ついつい撮っちゃう水遊び。タイミング的に年少さんが多くなってしまいます。他の学年も狙っていくぞー。

これは、環境机に置いてあったピーマンを抱えて事務所に遊びに来た子と一緒に作った、ピーマンの赤ちゃん。


園の毎日。残しておきたい場面も、瞬間も、たくさん。

6/24 場を感じる

2025/06/30

年長さんに向けて、2回目の「からだ・いのちのはなし」を助産師はぐ先生にしていただきました。

前回の「からだのはなし」から一歩進んで、今回は「いのちのはなし」。出産までの様子がわかる絵本を読んでもらい、お家に赤ちゃんがいる子も多くみんなじっと見入っていました。

何か聞きたいことあるかな?とはぐ先生が問いかけてくれると、子どもたちから「なんで100さいになったら、しぬの?」「なんで、はなぢってでるの?」という質問が子どもたちから。

みんな、なんとなく『身体にまつわること、命にまつわること』がテーマの場なんだと感じているようで、そんな質問が出てきていました。普段の子どもたちとのやりとりでは出てこない方向性の質問だなぁ・・・と思わず関心。

そんな年長さん、午後の時間になにやらコンコンと音がするなーと思って覗きに行くと、“たたき染め”をしている真っ最中。
夏のお楽しみ保育で使うランチョンマットになる予定。

私も他の園さんで教えてもらうまでは知らなかったんですが、ほら、葉っぱやお花を布の上でたたくだけでこんなにしっかり色がつく。おもしろいね。

今年のお楽しみ保育は『カレーへの道』ということで、メインに大きく“カレー”を据えて取り組んでいるそう。食材や調理だけでなく、食べる時のテーブルウェアまでやっていくって、いいじゃない。

6/18 枠を超えて

2025/06/30

年少さんが泥んこ遊びをしていると、当たり前のように外遊びをしていた2歳児さんたちがやってきて、なんだかワイワイやっています。

こうして子どもたちが自分たちで関わりを広げていく姿を見ると、「いいなぁ」と思います。年齢やクラスの枠を超えて育ち合う。

水遊びの日は保護者の方が『水遊び見守り隊』としてお手伝いに来て下さっています。子どもたちはすぐに覚え、「〇〇くんのおとうさーん!」と元気に呼び掛けていました。

6/17 色んな場面

2025/06/30

みんなで思いおもいに遊びこむ、保育満喫デイ。子どもたちはステキな保育デイと言っています。私が途中で名称を満喫デイにしようとしたのですが、なんだか先生たちにも子どもたちにもステキな保育デイですっかり定着しています。
ま、いいか。

と、いうわけで、ステキな保育デイ中に撮れたステキな場面をご紹介。

新入児のM君、園庭に立ってじっと二階ていたので、「どうしたの?」と聞くと無言で二階廊下を指さしました。
指さす先にはお兄ちゃん。

新しい環境の中、ほっと安心できる存在を支えに頑張っています。

上園庭で遊んでいた水が、流れながれて川みたい。バイカーたちがそれに気づきました。

6月ということで、♪明日天気になあれ のわらべうた遊びもしていました。宙を舞っているのはスリッパです。

R組ログハウスの縁側で作っているのはてるてる坊主。誰かがクラゲって言っていましたが、なるほど透明だからかな。かわいいね。

その隣では、トイレットペーパーの芯をスタンプにして・・・

最終的にはこんなふうに模造紙いっぱいに雫模様。芯をちょっとつぶすと雫のかたちになるんだね。子どもたちはきっと偶然見つけたのでしょうね。

紙にマーカーで模様を描いて、霧吹きでにじませれば不思議な模様になる。軒先でちょっと乾かしたいけど、年少さんでは難しい。
そばにいた年長さんに「ちょっと手伝ってあげてくれない?」というと、いい塩梅で手を貸してくれていました。

6/16 誰かが誰かに

2025/06/30

最近、泥んこ遊びは単に『砂に水を混ぜただけ』のものではなくなってきました。
土の種類を変えると、子どもたちも食いつきが違います。

水遊びとはいえ、水にばっしゃーん!キャー!というだけが水遊びではありません。水と色んな関わり方をして、水の性質を知り、夢中になって遊ぶここで素材のことを深く知れるのです。

・・・とはいえ、泥んこ遊びは洗濯物が大変なので、お家の方にはご迷惑をお掛けしております。でも、こんなに夢中になって遊べるなんて、今の年齢ならではですよね。

泥遊びの傍に、大きな模造紙・・・?

見てみると、泥んこの手形がペタペタと。

誰かが掘った砂場の穴に、誰かが水を入れ、誰かが浸かり、誰かが“ぼくもやりたい”とせがむ。

色んな人と物の関わり合いが、いろんな場面を作りだしています。

6/12 とりあえずでも、たちまちでも

2025/06/12

水遊び開始とともに梅雨入りしたのでかなか外遊びもままならないこのごろですが、今日は曇り空のなか泥遊びやシャボン玉、色水あそびなどができました。
水着に着替えて・・・とまではいきませんが、水遊びの入口として楽しみ、こんなにたくさんのお団子ができました。
い、いっぱいできたねぇ!

先日、研究会への参加で北海道まで自腹で出かけた職員が、帰ってくるなり「うちの園はもっと子どもへのわかりやすさがいると思うんです!」と速攻で作ってくれた『駐車場』看板。とりあえずでもたちまちでもいい、まずは動いてみることが大切ですよね。

入っているのは車じゃないけれど。

園庭で収穫されたムラサキジャガイモ。
年長さんが”ナスだ、ナスだ。ナスはカタツムリもたべるんだ”と言うので少しだけ切って渡してあげました。

「たべた?」「たべた!」「くちが、モグモグしてる」「たべたあともあるよ」「いや、これはいし(石)じゃ、たべたあとじゃないよ」「でもたべとる」

6/10 みんなで ぎゅっ

2025/06/12

0~2歳児さんのふれあい参観日は『みんなで楽しく ぎゅっぎゅ』と名付けられました。その名の通り、みんながそれぞれ居場所や楽しみを見付けられるように、と先生たちのアイディアや工夫を盛り合わせた内容。

開始前、園で遊ぶ子どもたちの写真を見ながらの待ち時間。自分を見付けると指さしたり。

最初はクラスごとに分かれて、子どもたちが普段楽しんでいるわらべうた遊びをみんなでやってみました。
にらめっこなんて誰もが知っているわらべうた。でも改めてやってみると、これも確かなコミュニケーションだと感じます。相手と目を見合わせて笑う なんて、恥ずかしいけど嬉しい。

その後は先生たちが開いた“お店”に自由に遊びにいける時間です!粉から作る小麦粉粘土、梅雨にちなんだ水色の絵の具でお絵描き、自分で作るセンサリーボトル、構造遊び、新聞紙遊び、絵本コーナー。

自分で選んで、やってみて、好きな遊びを見付けることができる子どもたち。もちろん、わいわいした雰囲気の中をあっちへこっちへ歩くだけでも、たくさんの刺激を受けています。

好きなことは何度でも。絵の具がハマったKちゃんは2枚も3枚も絵の具遊びを楽しんでいました。

普段、お仕事や生活でお忙しいお家の人たちが、園の行事を通じて子どもたちの“好き”や“得意”を再発見してもらえるような機会になれたでしょうか。

6/7 ようこそ!みどりんパークへ

2025/06/09

園庭が大きく変わってからはじめてのうんどう会。こんな園庭でどうやってやるんだろう?と思われていた方もおられるかもしれませんが、スタート前に園庭を子どもたちが元気に走り回っており、まさに『こんな感じのうんどう会です』を表しているようでした。

いつもの園庭で、いつものような子どもたちの姿ですよ、ということ。

漱石と鴎外の間を縫って広がったり、遊んだり。こうして親子約40組が体操してみると、園庭はまだまだ広いなぁ!という感想。こんなに広けりゃなんでもできますね。

普段、なかなか子どもたちとじっくり関わる時間も少なくなっている現代社会。こうして園の行事を通してふれあいの時間を作ることも大切だと思っています。

お父さんがこんなに力持ちだなんて、知らなかったでしょう?

園庭に鎮座する漱石と鴎外も、年少さんのために役立って頂きました。トンネルくぐりになってもらったり、

“マト”になってもらったり。

正直、『いつ降りだすだろう?』と心配な空模様でしたが、薄曇りの中で子どもも大人も暑さを気にせず身体を動かせました。

最後の親子ダンスは動画配信していたので「お家でいっぱい練習してきたからね」という保護者の声も聞こえて、当日だけじゃなくうんどう会を楽しみにしてくれていたんだなと感じて嬉しくなりました。

いつも通り楽しめた子、いつもより楽しかった子、いつもより恥ずかしかった子、いつもと違って戸惑った子。きっと色んな子どもの姿があったと思いますが、そんな様々な姿を受け止められる園行事でありたいなぁ。

6/6 軌跡

2025/06/07

2年前に、卒園記念ワークショップをして共に作った事務所横のベンチ。子どもたちのちょっとした憩いの場になっています。絵本や図鑑を置いたら、さらに居心地の良さアップ。

こんな場所は増やしていきたいなぁ。色んな子が自分の居場所を見付けられる環境。

オジギソウって、こんなにちっちゃくてもちゃんとオジギするんですね。知らなかった。
蒔いていない種(つまり雑草)も芽吹いてきているので、子どもたちは触ってオジギすれば“オジギソウ”と判断します。そんなこんなしているうちに、葉っぱのかたちなど特徴に気付くのでしょう。

園庭の一画で年少さんの親子ダンスをしていたら、わいわい集まってきてノリノリで踊ってきたのが年長さん。
園内で起こる様々な出来事に、臆さず、素直な興味関心を寄せられる姿。うんうん、年長さんだねぇ。

明日に向けての準備が着々を進められています。「せっかくだから」と、お部屋に飾っていた年少さんたちのこいのぼりも出してみた。

園内には、子どもたちの遊びと生活の軌跡がたくさんあるのですから。

6/4 再発見!3歳児

2025/06/06

さていよいよ今週が年少親子ふれあい運動会の“みどりんパーク”。大人の動きの確認もかねて、実際にマイクをつけたり音楽を流してみたりして、“こんな感じ”というのをやってみました。

事務のH先生が担当する音響テーブル。なんだか満員御礼。

競技や、テントへの出入りもやってみる。 隊列を組んで入場・退場はありませんが、子どもたちはなかなかどうして競技が始まればテントから出て来て、終われば帰って行きます。
もちろん先生が声を掛けているのですが、『はじまりとおわり』が何となくわかっているんですね。3歳児さんの姿を再発見。

練習練習!でなくても、じっくり時間をかけて園庭や遊びや園の人たちに慣れてきたからなのかな。

慣れは安心感につながり、安心感は視野を広く、興味や気付きの範囲を広げてくれます。

同時刻には年長さんが毎年恒例の梅収穫にでかけていたので、私もあわてて同行。昨年度は梅が不作だったので、ちょっと心配だったのです。

暑い日差しの中でしたが、『あれはうめか?これははっぱか?』と一生懸命上を向いて探して、収穫していました。

去年は5キロちょっとだったような記憶ですが、今年はカゴ2つにどっさり。計15キロ。 保護者の方にもお手伝いいただいて、収穫からヘタとりまで一緒に作業していただきました。

ありがとうございます。おいしい梅シロップになあれ。
1 / 212
topへ