
土曜日に年中・年長さんのうんどう会を開催しました。
今年は気温が低めのなか当日を迎えたうんどう会。10日程前から発熱や風邪症状が流行りだし、昨年度の熱中症が心配なほど暑かったのがうそのようです。
当日の朝、先生達が最後の確認で親子ダンスをおさらいしました。

前半の年中さんがスタートするころからだんだんと温かくなってきて、ほっと一安心。
何より子どもたちがいつも通りの元気な姿を見せてくれたので、気持ちも温かくなってきました。

今年度はコロナ以降中止していた親子競技も復活。
練習中、視察に来ていた教育委員会の方々が「幼児期の運動会は小学校の運動会とまた違う意味があるので、行事で親子が一緒に過ごせるのはいいですよね」と言われていたことを思い出しました。
確かに、『うちの子上手にできてるかな?』というドキドキ感ももちろんありますが、成果・結果を見る・見せるだけでなく、楽しみながらここでの日常を思い描いてもらうということは、乳幼児期にはとても大切なことです。

後半の年長さんの時間帯になると、少し汗ばむくらいの気温になっていました。
年長さんのプログラムは、しっぽとり親子対決やクラス対抗リレーの後にみんなの呼吸を合わせるバルーンがあります。
練習の時はリレーの勝敗から上手く気持ちが切り替えられないこともありましたが、今日の子どもたちは1つ1つ、今、目の前にある競技に前向きに取り組んでくれました。
こんな短期間でも成長が目に見える。やっぱりすごいなぁ。

年長の彼ら・彼女らが年少のころ、親子ダンスの振り付けを考える先生に、私は「もしかしたら、今年は親がうんどう会を見に来られる状況ではないかもしれない。親子ダンスはできないかもしれない。だから触れ合いがない一人でもできる振り付けにしてほしい」とお願いしました。
お家の人にぎゅっと抱きしめられる子どもたちを見ながら、ふとそのことを思い出しました。