蒸し暑い中でしたが、年少さんと年中さんのうんどう会通し練習の日でした。いつもより準備物が多いので先生たちも少しざわざわ。そんな『いつもと違うぞ』の雰囲気を感じ取って、テントの中の子どもたちも少しそわそわ。
いざ始まってみると、みんなすっかりいつもの調子を取り戻してこの笑顔。個性が光る年少さん、小さな達成感を積み重ねて少しずつ自信を獲得しているよう。かけっこの自分の番が終わると、安心と達成感で他の子の応援にも熱が入ります。「がんばれー!」と言いながらも、チョウチョを見つけるとそちらを追うのに一生懸命になるのも年少さんのいいところ。
年中さんは午後の時間にもかかわらず、しっかり頑張ってくれました。忍者修行に見立てた障害物走。何度も練習していてよーく知ってるはずだけど、先生が本番さながらに1つ1つ説明をしてくれるものだから、思わず立ち上がって見ちゃうよね。
障害物の1つに布の通り抜けるの術。これが面白い。のれんのように掻き分けてくぐる子もいれば・・・
スライディングしながら下をくぐっていく子。
サイドを突いてすり抜ける子。下がっている布を通り抜ける。それだけなのに個性が光る。子どもって面白い。
布は、子どもたちが摘んだ黄花コスモスで染めたもの。やさしい色合いがなんともいえず良い。そこも見どころです。
そんな個性の光る子どもたちのために、やっぱり先生たちは走る走る。 

来週に迫ったうんどう会に向けて、年長さんが一通り当日の流れで競技をやってみました。競技ごとの練習はしていますが、最初から通すのは初めて。みんなどことなく、ワクワクしていました。
「ねこドン」ではライバルのT組に負け続けのS組。おしいところで自分の番が終わってしまったRちゃんは、終了の笛が鳴ってもしばらくその場を動けずにいた。
そんな子どもたちを見守り、応援するために、今日も先生たちは走る走る。
雨続きで思ったように園庭が使えませんでしたが、うんどう会を来週末に控え、練習にも熱が入ってきました。かけっこで自分の番を終えた年少さんたちが、後からくる友だちに「かった?まけた?」と問いかけ、それに「かった」「まけた」と返事をする子どもたち。
ゴザ干しのお手伝いにいそしむ子どもたち。年少さんでも1人2枚(2本?)持って園庭はじのフェンスに運んでくれます。慎重に、でも嬉しそうに運ぶその背中は、頼もしい。
こちらも植木鉢を運んで・・・お手伝いかな?と思ったら、鉢の下に隠れる虫を探していました。こちらの背中も、慎重さと嬉しさが感じられます。
朝、ざっと雨がふってそれっきり。なんとも変な天気が続きます。
上園庭でコオロギを追いかけていた一団。手にも虫を持っていたので、「なんの虫?」と聞くと「ゴマダラカミキリ!」と品種まで答えてくれました。年中さんと年長さんが一緒に声を揃えて答えてくれたので、なんのつながりかな?と思いましたが、どちらもこのは組(延長保育)の様子。
台風が去った後は、後片付けがあります。台風前に飛ばされないように片付けた物をまたもとに戻すので、片付けの後片付け?
年少さんたちとのフリスビー。誰かが投げれば大笑い、自分が投げても大笑い、キャッチできても大笑い、落としちゃっても大笑い。
外遊び中にポツポツ雨が来ましたが、通り雨かな?と少し様子見。子どもたちも最初はみんな、手を出して「あめかな?」「あめなの?」と気にしていましたが、『中に入るよー』と言われないようだと気づくと遊びを再開。遊べる時はギリギリまで精いっぱい遊ぶ。その姿勢が素晴らしい。
保護者の方からいただいて、事務所の前でこの夏飼ってきたカブトムシ。先々週にメスは死んでしまったのですが、オスはまだ元気にくらしています。
今朝、登園してきたEくんが、「なんかここにおるよ!」と指さす先を見ると、んんん?
これは、幼虫ですね!
ケースの横のほうも見てみると…
こっちにも!
「死んだクワガタの標本を作りたい」と言っていたT君の思いが、この度無事に達成されました。言い出したのは1か月近く前でしたが、途中で飽きたり忘れたりすること無く、何度も「まだ?」「もういい?」「いっかげつって、ここまでよね?(カレンダーを指さしながら)」と、聞きに来てくれました。(乾燥が終わった後の仕上げはほかの先生にお願いしましたが)
午後、先生達が廊下に背を向けて身を低くして、帰って行く子やお昼寝に向かう子たちの視診をしていました。