2010年01月

 きのうは暖かかったですね。幼稚園の園庭にも数組の家族が来られて遊ばれていました。きょうは、優しい雨が降っています。しかし、これからも雪や凍結の日もあるでしょう。まだ、一月ですからね。1/31 (写真 手前は4,5センチに伸びてきた年少さんのクロッカス。白い箱は氷づくり。奥は陶器製の家のミニチュア)
 
 
 空を飛んでいる物体は“空飛ぶ円盤”ではありません。子どもたちがヘリコプターと呼んでいるおもちゃです(ヘリポプターと言う子もいます)。たこ揚げ→空→飛ぶ、関連で買ってきたものですが、これが面白いのです。空を飛ぶ、というのは何かロマンがありますね、小さくても。
 
 そのヘリコプタ-を子どもたちが飛ばしていて、スクーターの車庫(白い建物)の屋根に上がってしまいました。「せんせー、とってー」と言ってきたので「あんたらで、どうしたら取れるか、考えてみんさい」と見ていると、近くにあったうさぎ小屋の掃除用ほうきを持って屋根に向けましたが、足りません。次に、ほうきを全部並べて、一番長いのを選んで(すばらしいですね)屋根に向けましたが、それでも届きません。どうしょう、どうする、と言っているうちに、片付けになって子どもたちは部屋に入って行きました。“困ったときに、どうするか”。ここが子どもの学びの場ですね。不親切なのようですが、できるだけ困る場を体験させるようにしています。様子は見てはいますが・・・。1/30(写真はいずれも1/29撮影。「どうしょう?」という、子どもたちの雰囲気が伝わってきますね。こんなところが、子どもにとっての学びの場です)
 
 
 幼稚園には郵便制度があります。発足当初から民営化(園児がするので園児化?)されています。きょう、その郵便で大事件が起こりました。郵便当番さんが、このポストの中に“預かり料金”と“役員さんあての手紙”が入っている、と担任の先生に言ってきた、のだそうです。いつもは子ども同士の手紙ばかりですが、“ほんものの”封筒が入っていたのには、当番さんも、さぞ驚いたことでしょう。ごっこあそびの中に本物が・・・、いや、ごっこあそびでも園内では正確に届けられるので、ごっごあそびが本物に・・・、頭が混乱しそうですが、すぐに原因は分かりました。園児が親から“先生に渡してね”と頼まれていたのを、ポストに入れた、ということでしょう。担任はその子に、笑いながら確認していましたが、「ちゃんと届いたからね」と言っておいたら楽しい、ですね。1/29(写真は郵便配達箱を肩に掛けて、配達にでかける二人の郵便当番さん)
 
 
 きょうは園児が園にいる時は、私が園にいなかったので・・・、こんな写真ですみません。(写真は午前6時過ぎの三次あたりです。霧のような雨でした)1/28
 
 
今朝も冷え込んでマイナス2度でした。園庭の枯れ芝は写真のように霜で真っ白。8時40分に初めて陽が園庭を照らし始め、写真は、半分くらいさしたところ。早く来た園児と、陽のささない園庭で遊んでいると、寒さで私の顔はツッパってくるのですが、園児は全然気にならないようです。朝のあそびのとき、たまに一人か二人くらい「つめたい」といって事務室に暖をとりにくる園児がいますが、ほとんどの園児はずっと外で遊んでいます。先生も。私はダメですが。1/27(明日は更新できないかもしれません)
 
 
 今朝は冷え込んだので、いい天気になりました。年少さんがこちらでは“ガチャガチャ ストップ”、向こうでは“バトミントン”をしていました。ガチャガチャの方は、みんなイメージが違っていて、なかなか始めることができず、結局、出来なかったのですが誰を非難することもなく、ばらばらに・・・。バトミントンはソフトボールほどの大きさの羽根を使っていましたが、なかなか当たりません。年少さんですからね・・・。1/26
 
 
 “氷づくり”という活動です。プラスチックなどの小さな容器に水を入れて置いておくと、寒い朝には氷ができます(色水を入れているものもあります)。今朝は9時頃は4度でした。氷は同じ場所に置いた容器でも出来ていると、できていないのがありました。年中で軒(のき)の下に置いていて、全然できず水のままのがありました。「屋根の下に置くと、氷はできんのよ」と言うと納得したようで、この年少さんたちの横に置き換えていました。明日の朝は氷が出来ているかナ。1/25  ( 写真は氷を触っている年少さん。はじめに氷が出来ているのを見つけた子は、同じクラスの子や先生に「できてる、できてる」と言って呼んで来ていました。)
 
 
 これは金曜の朝の写真です。年少さん三人が、向こうの“とんど”に連(しめ)飾りの入ったダンボールを運んでいろところです。箱が持ちにくいし、重いので、何度も下ろして持ち直しながら、三人が笑顔で運んでいました。こんなとき、私は手伝いません。まぁ「がんばれ、がんばれ」と声を掛けるぐらいで、見ています。『こんなところで、子どもは育つ』と思っているからです。しかし、このあとここに、年長の女の子が来て「はこんであげよう」とでも言ったのでしょうか、さっとダンボールを取って一人で運んでいきました。こんなとき、年少さんの世話をしてあげる年長の女の子、と見るか、おせっかいな親のような女の子、と見るか。ひとつの行動について、瞬間的にどれだけ“解釈”できる深さをもっているか、ここらが、保育や教育そして、もちろん子育ても、する人の力が問われるところではないでしょうか。1/24
 
 
 木曜日の写真の続きです。年長さんがカルタを作って遊んでいました。読み上げている文も、子どもが作っていました。例えば、“あ”は“あめふりで あそべない”、“い”は“いちごは おいしいな”といった文で、子どもの身の回りの、生活感があふれているものばかりでした。1/23  取り合いは熱戦でした。
 
 
 きょうの10時58分から園の航空写真撮影がありました。本当は昨日だったのですが、雨天のため今日になったのです。しかし今日は、“うたの会のリハーサル”があったので園児たちは園庭に出られませんでした。飛行機は予定通り10時58分に園の上空に飛んできました。私だけが園庭に出ることも出来ず、園舎の中から飛行機を撮影しました。10分くらい音は聞こえていたのですが、機影を見たのはこのときだけです。今日の写真は、11月に写した全園児の集合写真と一緒に、後日販売があります。(写真中央の3本の電線の、真ん中から少し右あたりの、小さい点みたいなものが撮影に来た飛行機です)1/22
 
 
 これは年長さんの部屋の入口の扉です。当番表(上の白い紙。5つの係とその仕事内容が書いてあります)と温度調べ表(下の黄色い紙)が貼ってあります。きょうの温度は“12ど”と書いてありました。昨日は“5ど”と書いてありました。きょうは暖かいんですね。いつも日直さんが温度計を見て、書き込んでいます。1/21
 
 
 きのう、H先生が笹をとんどに半分くらい飾っていたので、けさは続きをしました。笹だけでは少し薄いので杉の枝も飾ることにしました。杉も園のすぐそばに生えています。どなたの所有なのか不明ですが、切らせてもらいました。持ち主の方も喜ばれると思います、きっと。なにしろ、生え放題なのですから。先日の竹を切ったときと同じように、この時期に常緑の枝を切る感じは、いいものです。そういえば、きょうは暦の上では大寒です。こんな時期に外で作業することが、何かを感じさせる、のではないかと思ったりします。根拠はないけど。(写真は杉の枝を年中さんに運んでもらっているところです)1/20
 
 
 私がとんどのやぐらを組んでいたら「なにか、てつだうことは、ありませんか」と年長の女の子が二人でやってきました。実は昨日も手伝ってくれたのです。今日は、なにも手伝ってもらうところはなかったので、写真を撮ってもらうことをお願いしました。できた写真がこれです。『あのね・・・、仕事をしている私を中心に撮ってほしかったんだけど・・・』。1/19
 
 
 彼らは熱心に祈りを捧げている、のではありません。冷たくなった手を、陽の光で温かくなったサッシの戸に当てて、あたためているのです。ここはみんなの“あたためスポット”です。遊んでいて、手が冷たくなったらここに来て、温めたら、またあそびに行っています。1/18
 
 
 1/15の撮影です。最初は、一番手前の子と、もう一人が廊下で“だるまころがし”をしていました(途中で、一人はよそへ行きました)。それを見ていた先生が、半畳の敷物をパッパッパッと三枚、廊下に置きました。すると、他の子どもたちが折り紙の本と紙片などを持ってきて、畳の上で遊び始めました。このように、廊下も遊び場にしています。敷物を置く、ということは遊ぶエリアを限定させることであり、“遊ばせる時の一つの知恵”です。おもちゃがバラバラにならず、安全で、子どもにとっても安心の場になります。午後の陽を受けながら廊下で遊んでいる風景、こんな感じが好きなので、写真を撮っていると、手前の子が「これをとって、ようちえんのことがのっているのに、だすんでしょう」と言いました。『年中さんで、そこまで連想が働けば・・・、いやはや参りました。』。1/17
 
 
きょうは 職員会でした。クラスの様子を、みんなで話したり聞いたりするのも、なかなか普通の日にはできないので。“とんど”のやぐらの骨組みにする竹を切りに、近くの竹やぶに行きました。竹を切っていると、何か新鮮で神聖な感じを覚えました。正月の門松に竹も使われていることは、こんなところからかな?  と私は考えました(勝手に)。写真は付近の竹やぶで竹を切り出しているH先生。1/16
 
園に運んで切っているところ。
 
 園長先生に“ひもの結び方”の伝授を受けているところ。奥に一応、骨組みができたやぐらが建っています。これから飾りつけです。
 
 
 きょうは6度です(12:30現在)。朝の雪は今日のほうが少し多かったです。そのため国道の渋滞で、きょうも園バスの一便目が遅れながらの運行になり、ご迷惑をお掛けしました。園ではも“もちつき”でした。お手伝いに保護者の方も来ていただきました。つき手の男性は4人だったので、後半はチョット息切れ気味(?)。だけどシッカリ最後までついていただきました。いろんな部分を担当していただいたみなさん、ありがとうございました。(写真は、朝、雪の園庭で遊んでいる園児たち)1/15
 
 
 きょうは4度です(12:30現在)。写真は年少さんがウサギを見たり、触ったりしているところです。三学期にウサギを絵の題材にして描くのですが、普段、見慣れていても、いざ描くとなれば難しいものですよね、大人でも。ウサギを描く(表現する)ときの手がかりをもたせるめに、ウサギを小屋からゲージに移して、真近かで見、毛に触り、匂い・・・、五感で感じられるようにしているのです。絵をひとつ描くのも、ナカナカ前の段階がいるものです。1/14
 
 
 先日、おもちゃの“はらっぱ”さんで網のようなボールを買ってきました。それを園庭に出していたら、写真のようなあそび方をしていました。サッカーのように足でなく、手でゴールに投げ入れます。守備側は入れられないように防ぎます。ハンドボールの原型のような感じです。表面が網状なので、掴みやすいから、キャッチボールに使っていたのですが、こんなゲームをしていたのにはチョット感心しました。寒いので芝生には、まだ雪が少し残っています。奥は福島からやってきた、劇団風の子東北班の車です。1/13
 
 
 写真は自分の鉢の湿り具合を手で調べている年中さん。年中さんは、いつも昼食後に、自分が育てている鉢に水をあげていますが、鉢の土が湿っていたら、“水分がある”ということなので、水をあげないことにしています。その湿り具合を手で調べるようにしているですが「きょうは、しめってるからあげない」と言って帰る園児がいれば、「あげよっと」と言ってジョロを取りに行く園児もいます。そんなバラバラのところが面白いですね。鉢にはチューリップの球根が植えてあります。1/12
 
 
 きょうは成人の日です。園で成人式の先生はいませんが、それに近い先生は多くおられます。そんな年齢の先生方が、20人30人の子どもたちの成長に関わりながら、日々の教育や生活を指導するのですから“すごいな”といつも思います。私が成人式の頃は・・・。
 この写真は1月8日の8時14分です。朝の陽がやっと園の前の竹やぶの上の方にさし始めました。園庭の芝は霜で真っ白です。早く来た子どもたちがボールを蹴ったり、霜を踏みながら歩いています。滑り台の前では園長先生と年少の子が話しています。朝、霜が降れば昼は快晴になります。朝の早い時間の園庭の風景です。『二月の末までは、こんな感じたろうな・・・』1/11
 
 
 きのう9日は、朝から保育コーディネーターの研修がありました。3回の講座ですが一度欠席していたので、これに出ないと修了証がもらえません。2年越しの研修ですし、土曜の朝からですし・・・正直、気乗りしないまま参加したのですが、講師の先生の話が分かりやすく、内容も園内でよくある事例などでしたので面白く聞けました。やはり、聞いてもらえる話にするためには、声の明瞭さ、説明する言葉の的確さ、聞く人に身近な事例、が大切だと思いました。(写真は昨日書いた、たこ揚げしている年中さん。『なかなか、あがりにくいね・・・』という雰囲気が伝わってきますね。8日撮影)1/10
 
 
 一月なので各学年とも、恒例の“正月あそび”を保育の中に取り入れてあそぶのですが、これがイメージ通りに、ナカナカならないものです。、例えば、この写真は年少さんが“たこあげ”をしているのですが、これが揚がりにくいのです。年中は紙でたこを作って揚げていましたが、くるくる回ってしまうのがおおく、園長と私も参加して、しっぽを付けてみたり、糸の位置を調節したり・・・。伝統的な正月遊びの精神や楽しさをふまえつつ、園児の年齢や能力にふさわしくて、園児が『たのしい』と感じるような遊びに、いかにアレンジできるか、が現場の先生に問われることのなのです。(写真は1/8のです。揚げるために、みんなしっかり走っている年少さんです)1/9
 
 
 きょうはクラス写真の撮影がありました。撮影の前には、先生方が園児の衣服や姿勢を直します。数人の先生がチェックしても見逃すこともあります。集合写真というのは難しいものです。最近は、後から部分修正もできますが・・・。年少さんも4月の撮影の時は、前を向かない子も多くて大変だったのですが、10ヶ月もたてば、みんなチャント前を向いて立てています。(写真 園児の服装や髪の乱れを直している先生と写真屋さん) 1/8
 
 
 “やったー、しきがおわったぞー”とでも言いたい気持ちが伝わってくるような様子の年少さん。きょうは三学期が始まる式がありました。1/7
 
 
 昨夜から小雪がチラチラ降っていましたが、今朝は屋根にうっすら積もるぐらいですみました(写真の屋根のように)。預かりに来ている園児が、園庭の机や椅子に積もっている雪を集めていました。2、3時間たつと、雪はみんな消えてしまいました。明日から三学期です。1/6
 
 
 午後から雪が舞い始めました。降る雪を撮るのにどうすればいいか、レンガや竹やぶ、園舎などをバックにして写していたら、倉庫の木の壁をバックにするのが一番よく映りました。(写真 白いものが雪です)1/5
 
 
きょうは、えさをあげに行くのが昼頃になりました。いつもは、フード箱を出す音がしたら、『食事だ!』とでも思うのですか、小屋の中でゴトゴト動き始めるのですが、きょうはそんな気配がしません。扉を開けると、えさ皿に人参の食べかけがありました。誰かがあげてくれていたのでしょう。しかし、私が出したフードを出すと食べます(写真 みるくちゃん)。食べ過ぎにならないかナ・・・。まぁ、正月だからいいか・・・。1/4
 
 
 3日の16時半頃の、夕日の園庭です。だいぶ陽が長くなりましたね。1/3