きょう・きのう・おととい・・・ (園のせいかつ)
» 2021年3月

そして園は続く

2021/03/31

年度末の保育日、昨日から「今日が最後なんです」とお家の方と事務所を覗いてくれる年長さんがたくさん。
「また来てね」「小学校楽しみだね」と先生が声を掛けても、普段より照れくさそうにする子どもたち。
今日まで登園していても、心は既に卒園済みなのかな。
園は新年度に向けての準備も進んでいます。
昨日のことですが、新しい芝生が生えるのを促すように土を造園屋さんに入れてもらいました。
子どもたちは作業が大好き。働く車が園庭を横切る度に、ハーメルンのように追っかけて行きます。
年長さんは園の前の池までお花見に出かけていました。
シートをひいて水筒を持って、すっかりお花見気分。子どもたちは桜はもですが、たんぽぽやダンゴムシを見つけて大喜び。
子どもたちはどんな状況でも“今ここ”を大切にする存在なんだな、とつくづく思い、そんな姿に嬉しくなったりもします。

「やりたい」になるまで

2021/03/26

年中さんが自分たちのチューリップの鉢の前で座り込み、「ぼくのはおおきくなった」「こっちのはまだちいさい」と成長具合を観察していました。
座り込んで観察、というのが、暖かくなってきたからこその姿っぽくて和みました。
1・2歳児クラスのI組さんが畑へ。ブルーシートの上のナメクジを、「ゆっくりじゃ」「ちいさい」とこちらもじっくり観察していました。
こちらも暖かくなってきからこそ、なのかな?
ナズナを摘んでいるSちゃんに、「ナズナは、上から下にすーっとすると、はっぱが取れるんだよ」とやってみせました。
すると、「もう1かいやって」「もう1かい」と何度もリクエストがあり、6回ほどやってみせたあとに、「やりたい」といってきました。
「どうぞ」と言って花のすぐ下を私がささえ、Sちゃんがすーっとすると、プチプチプチ、とキレイに取れました。
「できたね」と言うと、とても嬉しそうに「もう1回する」「もう1回」と何度も繰り返し、私の手の上はナズナの葉っぱで山盛りになりました。

子どもだましじゃいられない

2021/03/25

今日は幼児クラスでは1年が終わる式です。
まだ今年度は続きますが、今のクラス今のメンバーは今日が最後。
子どもたちも年少さん以上になると“進級”がイメージできるようです。子どもたちは次へのステップに期待感が高い子がたくさん。送り出す先生たちの方がさみしいような、ドキドキなような。

昨日は年中F組さんにお邪魔しました。
お店屋さんごっこが大ブームだったようで、お部屋の角で『ジュースとパンとおかしをうってるおみせ』がありました。子どもたちが本格的なので、こちらもちゃんと“お客さん”をせずにはいられません。
「あ、先生、財布がないから今日は買えないや」
『サイフありますよー、なかにおカネもはいってますよー』
「ジュースは何がありますか?私、コーラが飲みたいな」
『コーラはありません。あるのはマスカットと、レモンと、みずと、いちごと…』
「じゃあマスカットください。コレにあうパンのおすすめはありますか?」
『え~、・・・チーズパンは?』
「あ、エコバッグ忘れちゃった」
『あるよ!とってくるからまってて!』
「ジュースまだですか?ずっと待ってるんですけどー」
『ちょっとまってくださーい、オレンジジュースがこぼれちゃったので、ふいてるんですー!』
入れ代わり立ち代わり、色んな子がおしゃべりなお客さんの対応をしてくれました。ありがとう。

教えてくれるのは

2021/03/23

週明け月曜日は、少し肌寒い日でした。雨も降ったりやんだりな天気でしたが、子どもたちを見ていると「もう春なんだな」と思います。 年少のT君がフェンスに向こうに花が咲いているのを見つけました。「とってほしい」から「あそこにもある、あそこにも」とお花を見つけることに夢中に。 虫も出てきました。大人気のダンゴムシ。年少U組さんがお部屋で飼っているダンゴムシの住まいをよくしてあげたい、と土を入れています。 年中さんは畑にじゃがいもを植えに。積み重ねができている子どもたち、『先生に言われたことをやっている』ふうではなく、畑や植物の生育に興味を持って、楽しくじゃがいも植えができていたようです。 自分の体感より、子どもたちが季節の移り変わりを教えてくれます。

卒園式

2021/03/20

今年度も無事、卒園式を終えることができました。
卒園式というのは、園から子どもたちを送り出すということなんだなぁと感じる良い式でした。年度初めから色々あっただけに、本当におめでとう、今までありがとう。と、しみじみ思います。
もちろん、園はまだまだ続くので、「来週もまたくるね!」と元気に挨拶して帰っていく子もいました。
来週と言わず、また来てね。小学生になっても、いくつになっても、また来てね。
なかなかカメラを持ち歩けませんでしたが、控室の様子を少しだけ撮れました。
卒園する子どもたちに贈る、記念のロゼット。
以前は結んだリボンを着けていましたが、より永く記念として置いておけるように、とオーダーロゼットにして3年目。
着けてもらう時は少しそわそわしている子どもたち、着けてもらった後はつい触っちゃう子どもたち、少し経つと全然気にしなくなる子どもたち、「すてきだね」と言うと誇らしげに見せてくれる子どもたち。

さいごに、

2021/03/19

園庭をぶらぶらしていると、年中K組のRちゃんが「ドーナツどうぞ」と持って来てくれました。
「ありがとう。早速いただこう。私、ドーナツにはコーヒーがいいな」というと、 すぐにコーヒーを淹れるくれて、 早速いただこうかしらと、 思っていると、 テーブルの上がなんだか大ごとになってきて、 隣のテーブルまでひっぱってきて、 最終的なこんな盛大なパーティーになりました。
ちょっとコーヒーブレイクのつもりが、これは嬉しい誤算で大満足でした。 今のところ、明日の卒園式はあいにくの雨予報。
年長さんの今のクラスのさいごの日に良い天気で遊んでもらうことができて、嬉しかったです。

間近

2021/03/18

明日は卒園式準備で1号さんは半日保育なので、年長のこのクラスで1日遊べるのは今日だけ。
T組さんはおばけやしきを作ったそうで、「きてください」とご招待頂きました。
「きゅうしょたべた、もうすこしあとにね」と言われたので12時25分ごろいくと、「まだよ!かいてるでしょ!」とドアのポスターを指さされました。なるほど、12:30と書いてありました。
5分後に出直したおばけやしきはは、お部屋の角を利用してちゃんと“屋敷”になっていました。
おばけに繋がる黒電話があったり、棺桶?から出てくるゾンビがいたりして、大変本格的でした。
S組さんを覗くと、ひと足遅くてお片付けもあらかた終わった後。
その様子をそばで見ていると、ビー玉ころがしのキャッスルラビリンスを片付け…つつも、「みて、お片付けのハコのなかで、道ができてるんよ」と嬉しそう。
名残惜しいね。たくさん遊んだ大好きなおもちゃだもんね。
その後は天気のいい園庭で「1ねんせいになったら」の絵本を読んでもらっていました。
自分で好きな場所を選んで、芝生にねっころがる子も。
卒園式間近、何気ない毎日の時間も重みが変わってきますね。

別れの春、再会の春

2021/03/17

昨年度退職され、今は離れた地で子育てをされているY先生が支援センターに遊びに来てくれました。
「娘の支援センターデビューはスイミーがいいなと思ってて」と、職員泣かせなことを言ってくれるY先生。卒園する子どもたちに、とお花も持ってきてくれました。
年長さんはお部屋から出てきて大歓迎。Y先生は皆を見て「大きくなってるー!」とびっくり。子どもたちはY先生を見て「かみきった?」と1年ぶりとは思えないフランクな質問。
その年長さん、今日午前中は卒園式の練習・・・と、思ったら、T組のW先生がホール前の物陰に隠れていました。
聞くと、『準備は自分たちでするから、先生は待ってて』とホールから締め出されたそう。子どもたちはびしっ!と揃った姿をみてびっくりしてもらいたいのでしょうね。「だから、私も隠れて逆にびっくりさせようと思って!」と、W先生。
さて、W先生はどこでしょう?
結局、いつまでたっても呼びに来てくれない子どもたちにしびれを切らせた先生は自らホールへ。
子どもたちはもちろん、びしっ!と揃って待ち構えていました。
昨日とはうってかわっていい天気の今日。年少S組さんの前で子どもたちがこんな姿勢でのぞき込んでいるのは「そこ(園庭)にいたかえる!」だそうです。
クラス、いや年少1番の虫大好きK君が教えてくれました。

雨の日のシチュー

2021/03/16

雨模様のせいか、少し肌寒い日でした。給食はあたたかいシチューで、子どもたちも嬉しかったかな?とお部屋をのぞきに行きましたが、みんなあらかた食べ終わった後でした。
みんなシチューのお皿は空っぽで、「あとはごはんだけよー」と笑顔。やっぱりあたたかいシチューは大人気だったんですね。おかわりしている子もいました。

なかなか気温が安定せず、体調不良の子も何名がいます。
昨日はとってもあたたかくて、お外で絵本を読んでいたクラスもあったのですが。
(卒園式に向けて窓ふき作業中だったので、外で過ごしていたようです)

サイト復旧

2021/03/15

金曜日、Webサイトの調子が悪く見れなくなっていました。ご心配をおかけしました。 事務所の先生が復旧してくれ、土曜日朝には直りました。よかったよかった。

金曜日に載せようと思っていた写真は1・2歳児のI組さんの寒天遊び。
覗きに行ったときはもうこんな感じで、寒天の細かさを見ると思いっきり感触遊びを楽しんだんだなぁとよくわかります。

なんだかおもしろかったのが、その傍らでせっせとブロックを積んでいた1歳児さんたち。
先に積んでいたT君のブロックの横に、M君も同じように高く積んでしました。
積んだあとは並んだブロックを「これMくん(自分)の。これTくんのよ」と、さっきまで遊んでいた寒天の色がうつった手でしっかり指差し確認。
「うん、これがM君ので、これがT君の」と私も現場確認に参加すると、M君は納得した表情でうなずきました。
そして私の手元のデジカメを見て「これ、しゃしん(カメラの意味)」と言ってブロックのデコボコを何度も押していました。
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