
5月末に予定していた梅の収穫が雨で流れ、急遽ですが本日行うことに。
前日に決まったので『今年はお手伝いをお願いするのは無理かな・・・』と思っていましたが、「呼んで下さいよー」と言ってくださる方、「来ちゃいましたよー」と来てくださる方、色んな方に支えてもらって今年も無事に梅収穫ができました。
「あそこにある」「これもとりたい」と、雨上がりのしずくを帽子に受けながらの作業。
「うめジュースをつくるんよ」と、先生から伝えられた次の見通しを口にするMちゃん。
「どうやって作るん?」と聞くと、少し考えた後に「・・・ミキサーでガーってする」とのこと。
自分の経験から、考えて、結びつけて、言葉にしてくれたところがさすが年長さん。

季節がよくなり虫も増えてきた畑で自分の“好き”を探求している子もいて、
「テントウ虫みつけたの?」と聞くと「うん、アカボシテントウ」。
「あそこにバッタがいるよ」と言うと「あ、ショウリョウバッタのあかちゃん!」。
“好き”がゆえにぱっと出てくる知識。
それが面白くて、ついついしばらく虫取りを楽しんでしまいました。
自分の満足いくまで虫を追いかけた後はみんなと合流。
自分の世界とみんなの世界を行き来しながら、どんどん大きくなってくれれればいい。

園に戻ってからヘタとり等も手伝ってもらっていると、他学年の子どもたちも興味津々に覗きに来ました。

午後、作っているところも見に行こうと思っていましたが、駆け付けた頃には終わっていました。
「なにしに来たのー?」
「梅をつけてるところを見に来たかったんだよ」
「これのこと?」
写真だけは撮らせて頂きました。