きょう・きのう・おととい・・・ (園のせいかつ)
» 2023年2月

2/27 学びの場

2023/02/28

保育の場は、遊びの場であり学びの場。それは大人も子どもも同じです。
実習の学生さんはまさに“学び”に来ているのですが、学生さんから私たちが学ぶことも多々あります。

乳児クラスで2週間程実習をしてくれた学生さんが、最後に自分で考えて感触遊びを子どもたちと楽しみました。
「子どもたちの姿を見て、感触遊びがいいかなと・・・」と、遊びの姿から考えてくれたからこそ、子どもたちの反応もよかったんでしょうね。

「あの子のあんな姿があった」「この子がこうしていた」と、振り返りでも子どもの姿がたくさん共有され、よい学びの場となりました。
実習生さんありがとう。同じ志を持つ者同士、一緒に頑張っていこうね。

2/24 意識が向いたら

2023/02/25

上園庭のウッドデッキ前にはレンガがきれいに敷き詰められているので、バイカーたちの格好の走り場所になっています。
ですがあまりにスピードを出されては・・・と思って、障害物(プランター)を置きました。

バイカーたちはもちろんひょいっと避けていくんですが、その都度スピードが緩むので、うん、まぁまぁ・・・とみていると、

「これなに?」と小さなイチゴを摘まんでRちゃん。
0・1歳児さんたちにドサドサと砂場の砂を入れられたプランターに、半分潰れたイチゴが熟れて実っていたのを見つけたようです。

毎日このプランターの前を行き来していたけれど気づかなかったイチゴ。
プランターの位置が変わったことで『なんじゃこりゃ』と意識が向いたから発見できたんですね。


意識が向いたから、気付いた。見えた。わかった。

多分全部そういうことなんだろうなぁ、と思ってみたり。

2/21 子どもを受け止めるのは

2023/02/25

築山の隣で大ジャンプ大会をしている年少さん。

築山のように目立つ環境があるとついついそちらに目が奪われますが、子どもたちはそんな大人の色眼鏡なんて関係なしに自分たちの楽しい遊びを好きな空間で展開しています。
自力でのジャンプだって、着地を間違えれば足首だってひねるし、擦り傷だってできます。

そう思うと、やっぱりケガをしないための環境整備に大切なのはそれを受け止める地面(土)なのかぁ。

昨年度先生達で作ったお家?屋台?は、木枠によじ登る子がでてきたのでいったんお休みにしていました。
これからどうしようか。片付けてしまおうか。と話していたのですが、「せっかくみんなで作ったんです。あきらめたくないんです」というS主任の声で設置場所を変えておいてみました。

さて、どうなるか。
あとは子どものみぞ知る?

2/20 山の上から

2023/02/21

数名の、保護者・先生・そして子どもと話しをして、少しばかり築山周辺の環境整備を。

とはいえ、古タイヤやコーンをコースに沿って並べただけですが、子どもたちにとってはエリアを分ける目安になります。滑り降りコースとそうじゃないエリア。

並べてしばらく見ていると、予想通りタイヤを持っていこうとしたり、動かして隙間を作っていたり、コーンに当たって倒れると自分で直して戻って行ったり・・・。

1つ1つが子どもの姿だなぁと思って山の上から眺めていたら、「そこどいて」とスクーターさんに怒られてしまいました。
ごめんごめん。

2/17 お別れ遠足

2023/02/21

今日は遠足!バナナ!お弁当!と、張り切ってきている年長さん。

園庭に並ぶ自分のお姉ちゃんを見て、知っているけれど「どこにいくの?」と何度も聞いてくる年少さんの弟。『いつかは自分も!』と思っているかどうかはわかりませんが、数年後の自分の姿を投影できるのは良い環境ですね。

行先は子どもたちが決めました。黒瀬でバナナのハウス栽培をされている勝梅園さん。2年前、この子たちの兄姉がこちらにお伺いし、『今度は自分たちが!』と意気込んでいた子が今の年長さんに多かったそうです。
当初は別の行先も考えていましたが、そういった思いも受けて今年も勝梅園さんにお願いをしたという経緯があります。

当然子どもたちはワクワク・・・していざバナナハウスの中に入ると「あっつい!!」とみんなびっくり。カメラのレンズも曇るほど。
当日がとても寒かったのでみんな重装備&ハウスならではの高温多湿の蒸し暑さ&ハウスの外と中の気温差が相まって、バナナにびっくりするやら、暑さにびっくりするやら、な見学となりました。

見学後は、バナナの妖精?“バナッシー”が1人1人にバナナソフトクリームを作ってくれました。先生たちはソフトクリームの大きさにびっくりしていましたが、みんなぺろりとたいらげていました。

もちろん先生たちにも。ありがとうございます。

「すこーし黄色いね」「バナナの味がするよ」「においもバナナ!」と、しっかりバナナソフトを堪能して、もちろんお弁当もしっかり食べて、1人1本バナナのおみやげまで頂いて帰路につきました。

園に戻ってからももう1盛り上がり。
バナナ熱が高い今、チョコバナナを食べよう!と、宝探しをしながら材料を集めてチョコバナナ作り。“クラスみんなでしりとりでつなぐ”という年長さんらしいミッションもありましたよ。

全員参加で無事最後の遠足を追えることができました。

2/16 全部成長

2023/02/16

年長さんのサッカー大会当日はたいそう教室の先生がレフェリーになって行います。以前見た練習の時より、より試合らしくなっている年長さん。
たった数日で成長を感じました。

先ほどの試合で負けたくやしさから、「負けたんよ、もう勝てんのんよ」とぶっきらぼうに一人ごちるT君。
「次で勝てばいいんだよ」と声を掛けますが、「もう、勝てんのんよ」と繰り返します。

「そうなの?」とだけ言ってそっとその場を離れましたが、しばらくして、誰よりも大きな声で自分のクラスチームを応援するT君の声が聞こえました。
これも成長。

2/14 どんぶらこっこ どんどこ亭

2023/02/15

本年2回目の観劇会は子育て支援センターと共同開催で、本園からは0~2歳児さんたちが観劇。

不思議なもので、演者がお面をかぶると子どもたちの注目がさっと集まります。終了後、風の子さんに聞いてみると「他のところでもそうなんですよ」とのこと。お面をかぶり“異形の者”に変身すると子ども心にざわつくのでしょうか。

2歳児さんは最前列のセンターで熱中するあまり寝転がりスタイルで観賞。
こんな素敵な劇を、こんなリラックスした姿勢で楽しめるなんて、ぜいたくぜいたく。

寒い寒いと思っていても、季節は立春も過ぎ、これから春に向かっていくよ。

保護者の方が持って来てくださった梅の枝とネコヤナギが園舎の真ん中でそう言っています。

2/10 素朴にあらわれる

2023/02/11

年中・年長さんから1週間あいて、年少さんのげきごっこ参観でした。
“大人が作ったお話を子どもが演じる”という大人主導ではない劇(表現遊び)、に取り組み始めて3~4年目。

今年は他園さんの取り組みや専門家の助言も参考にし、劇遊びの時期も変更しました。
「ごっこ遊びやなりきり遊びが深まってくる時期なので、子どもたちも劇遊びのイメージが持ちやすかったみたい」と年少の先生。
他学年さんと日程が違っていたので、年中・年長のお兄ちゃん・お姉ちゃんの練習風景もよく見に行っていたおかげもあるのかな。

幼児期の“表現”は非常に素朴なかたちで現れる(教育・保育要領より)。
これから社会の中で生きていくために大切になってくる自己表現。その土壌を豊かにするために、繊細で些細な現れに気付いて、しっかりキャッチして、認めていきたいなと思いました。

2/9 ステキな自分

2023/02/09

年少さんは『明日が本番!』という状況に、緊張より“わくわく”という様子の子たちが他学年より多め。自分たちのホーム(園)にお招きをする側なのだから、ちょっと“へへん”という気持ちなのでしょうか。なのでテンションも上がりがち。
自分のステキな姿を見てもらえる ということを信じて疑わないようなその反応は、大人から見ると羨ましい。

自分を信じて、ステキな自分をイメージできることの大切さは、この先もずっとずっとそのままでいてほしい。

先生たちは最後の掃除や打ち合わせに奔走。

「ニンジンはありました?」「ニンジンありました!!」と八百屋さんか幼稚園でしか聞かないようなやり取りも、大事な確認事項。

2/9 らしい、らしくない

2023/02/09

園内サッカー大会をする年長さんが練習中。「ピッ!」という威勢のいい笛の音で始まった直後に「あれ、どっちのチームがどっちのゴールだっけ?」「あっち?」「こっちの陣地だからゴールはあっち・・・?」というハプニング?もありましたが、本物のサッカーボールを使っての練習試合をしていました。

ボールをける音も本格的で、年長さんともなるとちゃんと試合になるんだなぁ!と思いましたが、ボールがラインを越えて外に出ると、コート内の子もコート外の子もわっと追いかけていくのは幼児さんらしい。
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