きょう・きのう・おととい・・・ (園のせいかつ)
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10/24 園庭整備ワークショップ 令和5年Ver.

2023/10/29

本日は、園庭環境研究家の木村歩美先生に来て頂いて園庭整備のワークショップ。今年度は平日で、子どもたちのいる中での実施。

築山の破れた土のう袋の補修と、おもちゃ棚つくりと、秋まつり改め“みどりんマルシェ”でも使えるベンチを作ろうと計画していました。ですが私がポロっと「築山が小さくて、ゆくゆくはもっと大きく広げたいんですよね」と構想を木村先生に話したところ

「いいじゃん!やろうよ! 土が足りない?後から入れられる? なら枠だけでも作っちゃおう。
 土のう袋?コレ使う気だったの?コレじゃだめだ。素材が滑りやすいからケガに繋がる。タイヤがいっぱいあるの?じゃあそれ使おう」

と、トントン拍子に築山の増築?が決まりました。

そんなわけで、ハンディ耕耘機で土をまぜ、もちろん足りないので追加で買って来てもらったり、

子どもたちもタイヤ運びを手伝ってくれて、

本園初となる木工ワークショップも同時進行で行われ、

廃棄する木材を頂いたものでベンチを作り、

子どもたちに見守られる中、あっという間に5時間が過ぎてしまいました。


急遽のことで足りない材料もあったりで、築山も棚も完成には至っていませんが、またここの記事で過程を取り上げていきたいと思います。
もちろん、子どもたちの姿と共に。

10/20 広がるイメージ

2023/10/27

上園庭にフープで『けんけんぱ』を作ってみましたが、年中・年長さんはすぐに攻略してしまいます。
うーん、それなら・・・と、タイヤやベンチを引っ張ってきて高低差をつけたり、不安定さをわざと出してみると、先ほど攻略して走り去っていった子たちが戻ってきて遊んでいました。

そんな“ちょっと難しい”のが好きなのは、年齢の高い子だけじゃありません。
楽しく遊んでいるお兄ちゃんたちの姿に、黄緑帽子の乳児さんも興味深そうにトコトコ近づいてきていました。

先日作ったBBQサイト。
バス運転のH先生に炎を書いてもらい、網も買って来てもらって、どんどんBBQ仕様になってきました。

網を置いておくと、早速イメージを刺激されて棒に葉っぱを突き刺して焼いていました。

なかなかワイルドな方のBBQ。

10/19 受け入れてもらえる環境を

2023/10/27

マット、跳び箱、鉄棒など、道具を使う体操は指導の先生に来てもらって安全に行えるようにしています。

今日はそのたいそう教室の参観日。
お家の人の前でやるのは緊張する・・・、でもそれは『かっこいい自分』を見てもらいたいという心の成長の現れ。

どんな活動でも、失敗を咎められることなく挑戦や葛藤を受け入れてもらえる環境を、子どもたちのために用意してあげたい。

10/18 物と、人と。

2023/10/27

なんとかかんとかで、園庭の畑?花壇?は完成しております。

この畑を作るために、数日間スコップを持って園庭をウロウロしていたので、私が園庭をウロウロしていたら子どもたちがナンダナンダとついてくるようになりました。

今日は夕方にトンボを使って砂場周りの砂を集めていると、「てつだってあげるよ」と心強い声。お言葉に甘えてしっかりお手伝いしてもらいました。

こうしてちょっと砂山を作っておくだけでも、子どもの遊びの刺激になるものです。

園庭の隅に作ったバーベキューサイト。
まだまだ呼び名も決まっていませんが、虫や植物も減ってくる時期に、子どもたちがどう楽しみを見付けられるか、寒くなる中でも居心地のよい場所を見付けられるか。
物だけでなく、人としての環境も整えながら、子どもたちと楽しく過ごしていけるよう思案中です。

10/17 修理修繕

2023/10/19

朝夕が寒くなってきて、園庭の虫もだんだんと減ってきました。この季節に大活躍の虫取り網は、例年のことですがこの時期にはもうボロボロ。

「なおしてくださーい」と持ってきたR君に、「ちょっと自分で修理してみる?」とガムテープを差し出したのは事務所の先生。
ガムテープをちぎったこともないというR君でしたが、なかなかどうして真剣に、丁寧に、それなりに使えるように修理できていました。

10/16(その2) どんぐり拾い

2023/10/17

年中・年長さんの遠足は春に行いましたが、実りの秋の恩恵を受けにどんぐり拾いに出かけました。

季節を感じに畑に行くことは多々ありますが、畑のさらに上(裏?)まで足を延ばして林の方までいくのは、そこにどんぐりがあるからだ。
みんなでたくさん拾ったどんぐりは、虫が出てこないよう処理をしてから遊びに使います。

夕方、事務所でどんぐりを選別していると“どんぐりころころむし(ゾウムシ)”が早速出てきていたようです。
(そんな絵本があるんです、おすすめですよ)

10/16  園庭ときょうりゅうのホネ

2023/10/16

なぜソテツを抜きたかったかというと、この場所に畑を作りたかったからです。

道路側にある園庭のフェンス。以前はタイヤ置き場所にしていましたが、積み重ねてフェンスに手を掛けたり・・・と、先生が見ていてヒヤヒヤする場面も多かったので、もっと安心して見守れるような場所にしたいと着手。

そんな思いでやっていると・・・

なんか・・・

えらく人が集まってきて、曰く「きょうりゅうのホネを掘っとるんじゃろ」。

そうじゃないけど・・・と思いながらも作業していると、みんな「てつだうよ」と言ってくれて、みんなと一緒に畑作り。
真砂土の園庭は硬くてなかなか進みませんが、みんなのお陰で8割くらいは完成したんじゃない!?

そんな園庭整備のついでに鮮度の下がっていた大きな古タイヤを広い場所に移動してみたら、どうやらまた遊具の鮮度が上がってきたみたい。

10/14 つくって たべて まなんで 深めて

2023/10/16

土曜日ですが、色んな良い変化のタイミングが重なって「みんなで園庭整備をしたりカレーを食べたり勉強会をしたりしないか」という会が園の有志で行われました。
題して“つくって たべて まなんで 深めて”。発案者の先生達がいつの間にか付けた会の名前です。

午前中のメインは、長年園庭に鎮座しているソテツを抜こう!

ということで・・・

抜きました!

掘り起こしは4~5名の先生でもくもくと進めてもらいましたが、最後の最後は重くて穴から出ないソテツをみんなで引っ張って『大きなカブ』状態に。

抜けた後の穴はけっこう大きい!
でも写真ではいまいち伝わらないのが残念です・・・。

大きさを伝えるためでK先生に穴に入ってもらいました。

土曜日に有志で、ということでお子さんを連れて参加してくれた先生がたくさん。
その子たちも掘り返した土を運んで埋めてくれたり、大活躍してくれました。

午後の勉強会の写真は撮り忘れたんですが、普段なかなか腰を据えて話す時間もとれないので、「あの先生とこんなにしっかり話したのは初めてで楽しかった」「ほかの先生の意見も聞けて気付きも多かった」など、子ども主体の保育をするために非常に有意義な会となりました。

10/13 よい季節に

2023/10/16

年少さんの遠足は、“遠”足とはいっても遠足ごっこ。
行先は園の畑。でも「きょうはえんそくだから、おべんとうもってきた!」とみんな朝から意気揚々。

畑で秋の自然をたっぷり感じた後に園庭でお弁当を食べました。

園にいながらお家を感じることのできるのがお弁当のいいところ。お家の方、どうもありがとうございました。

そして幼児クラスは遠足が終わった学年も、今日は合わせてお弁当の日。
園庭を歩いていると、「おーい!」と声がするので見上げてみると、二階でピクニックをしているクラスもありました。

一方園庭では、何やら固い地面を耕し・・・

古い砂場の枠を再利用して、ベンチ?一本橋?の出来上がり。

これはまだ完成形じゃありませんが、お外で過ごしやすい季節になってきたことだし、子どもたちが過ごす園庭もどんどん楽しく変わっていけたらいいな。

10/7 うんどう会(年中・年長)

2023/10/10

絶好の曇り天気の中、今年度の年中・年長さんのうんどう会が行われました。

年中さんは夏前から根強いブームの“斜面”。お部屋遊びのピタゴラスイッチからの水遊びで“とい”が登場し、ついにはうんどう会の競技にまで使用されました。

子どもたちの遊びから生まれた競技をご家族みんなが応援してくれているのが、不思議なようで、感慨深い。

年長さんは“親子競技”ではなく、当日呼び掛けた大人VS子ども競技でつなひきをしました。
予想に反してに男性ばかりが集まったので、人数を急遽調整。この“当日呼び掛け”はライブ感があってかねてよりやってみたかったのですが、今年やっとできました。

大人チームは片手で余裕があるように見えますが、男性なので利き手とは逆の片手という大ハンデを負っていて、拮抗した好試合でした。

年長リレー。段差をなくすために砂で埋めた場所が、力強い踏み込みで逆に足を取られてしまうということがありました。

「あ!」と思いながらも見ていると、足を取られた子を見てスピードを緩める子、バランスを崩しても踏ん張る子・・・。
転んでもよろけても、それでも投げ出さない子どもたちは、いつの間にか『こんな子に育ってほしいな』という園の思いそのままに育っていってくれているように思えました。

子どもたちの力がしっかり出せるように準備していても、やはり当日ならではの思いもよらないことは起こります。そして子どもたちも、普段は勝ち負けに感情が大きく揺さぶられてしまうことも多いのに、今日は「つぎがんばればいいんよ」「バルーンをしっかりしようやぁ」と子ども同士で声を掛け合い気持ちを立て直していました。

大人は、『失敗のないステージ』は用意はできないけれど、『失敗を受け止められる環境』は用意できる。今日上手くいかないことがあったとしても、今日の結果や成果が全てじゃないから。

終了後のテント片付けもですが、事前の環境整備にもたくさんの保護者の方がお手伝い頂きました。
ありがとうございました。


(※写真は事前の環境整備)
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