きょう・きのう・おととい・・・ (園のせいかつ)
» 2021年7月

子どもの力と、大人の援助

2021/07/30

最近、年長このはさんは紙芝居ブーム。自分たちが作った紙芝居を持って、“流しの紙芝居屋さん”をしてくれています。最近は年少さん・年中さんのお部屋を毎日回ってくれているそうです。
私は昨日初めてついて行ったのですが、子どもたちは年長さんが入っていくと「あ!かみしばいのじかんだ!」とわいわい集まってきていて、すっかり流しの常連さんになっていました
内容は森の動物たちのお話しで、絵もストーリーもしっかりしています。完成まで何日もかかったそうです。

裏にはちゃんとお話が書いてありますが、表の絵のお話が裏に書いてある様子。
それをこのはの先生が、めくった順になるように書き加えてくれています。子どもの『こうしたい』のイメージと実行力、『ここが難しい』のつまずき。そして大人の『ここを手伝おう』が、いい具合に混ざった紙芝居でした。

夏の風物詩

2021/07/29

園で長い時間を過ごす子は、やっぱり園のことをよく知っている。園庭の隅にあるブルーベリーは、夏にかけて収穫できる品種。まだポツポツとしか色づいていないのに、その変化に気付いて「ブルーベリーとってきたよ!」と事務所に見せにきてくれました。
私が率先して1粒食べて見せると、『いいの?』『いいんだ!』という顔をして自分の口に運ぶ子どもたち。「あまい」という子もいれば「すっぱい」という子も。
「すっぱいね。ジャムにしてみたら、もっと甘くておいしいかも。いっぱい収穫できたらジャム作ろうか」というと、味見もそこそこにせっせと収穫モードになっていました。

年少さんが収穫したブルーベリー。“熟したのを採る”というよりかは“採れたのが熟してた”くらいかな?色とりどりの収穫具合が面白くて、きれいで、愛おしい。

試行錯誤もいつもの姿

2021/07/27

今日は年長S組さんの自由参観の日でした。朝8時の時点で、外はすでに『熱中症警戒』レベル。9時前には外遊びを控える『厳重警戒』レベルになっていたので、参観で外に出るのも控えました。
年長になって初めての参観、コロナや暑さやで色々と横槍が入ってしまいましたが、“園で過ごす子どもたち”を少しでも見ていただくことができました。

子どもたちはちょっぴりまったりムードで始まりましたが、ストロー飛行機を作ったり飛ばしたりしているうちに持ち前の気づきや行動力が目を覚ましました。
「もっと飛ぶように、もっと工夫してみてもいいよ」の先生の言葉に、前後の羽で素材を変えてみたり、サイズを工夫してみたり。自分たちのアイディアや発想で試行錯誤する子どもたちの姿も、いつもの園での姿でした。

面白いに気づく

2021/07/26

0~2歳児さんもだんだんと水遊びが始まります。今日はR組さんの外遊びの時、立ちタライにいつもの砂ではなく水を入れてみました。
T君は水をスコップですくおうとして、すぐに『コレジャナイ』と気づいたようで半分に切ったペットボトルに持ち替えていました。そうしているうちに波紋に気付き、おもちゃや石を勢いよくタライに入れてみたり、揺らして波を立ててみたり。
“面白い”に気づいた子どもたちの表情や行動は、本当に面白い。

今日・明日は、緊急事態宣言で延期になった年長さんの自由参観日。とっても暑いので、前半のストロー飛行機製作はホールで行いました。
連休明けでしたが、子どもたちは製作に興味津々で「これでとぶの?」と不思議そう。

作り終わったら外へ出て、みんなで飛ばしてみました。一斉に飛ばしてみたり、飛ばし合いっこをしてみたり。外はとっても暑かったけれど、青空がまぶしい月曜日。

卒園児観劇会

2021/07/24

今日は、昨年度卒園した新1年生を招いて卒園児特別観劇会を行いました。昨年度の観劇会がコロナの影響で直前で中止になってしまったので、1年ごしの延期公演。約40人の卒園児さんが来てくれました。
感染症対策で滞在時間を短くしなければならなかったので、ゆっくり子どもたち同士・子どもたちと先生とで話す時間はありませんでしたが、それでもみんなの成長を感じました。

でも、風の子さんの劇が始まると、一緒にわらべうたの手の振りをやったり、影絵のクイズに元気に参加したり。そんな姿に、1年前に戻ったような感覚にもなりました。

劇は、九州独楽あり、わらべうたあり、影絵あり、お面を多彩に使った寸劇ありで、もりだくさん。 子どもたちも笑ったり答えたり感嘆の声をあげたり、大忙し。みんな集中してみてくれていました。

最後は独楽の滝登りで『また、あいましょう』の垂れ幕が登場。
本当に、みんなこんな気持ち。
また あいましょう

夏のはじまり

2021/07/21

梅雨明けから数日、本格的に夏が始まりました。
1学期が終わる式もあって、今日から夏季記保育のはじまりです。とはいえ毎日暑い日が続きます。熱中症に気を付けながらやっていきたいと思います。

事務所の一角に、『持ち帰るものを入れる袋を作る』コーナーがあります。持ち帰りたい宝物は、園庭で拾った草花・木の実・木の枝・虫(!)などなど。
今日はそのコーナーで、丁寧に”石”を包むKちゃんがいました。「それ持って帰るの?」「うん」「ふ~ん、いい石だね」「でしょう?」。
なんだって宝物。

2歳児R組さんは、ずっとカタツムリがブーム。外に出して這わせてみたり、いろんなものをあげて色んな色のウンチを楽しんだり。今日は先生と一緒に飼育ケースのお掃除をする子たちと、かたつむりの手遊びをしながらそれを応援するT君。

子どもたちのドキュメンテーション

2021/07/19

土曜日の『夜まで楽しい会』を終えて登園した年長さん。今日は自分たちで活動や気持ちを振り返るドキュメンテーションを作りました。
写真を選んだり、切って貼ったり、字を書いたり、絵をかいたり。表現が字であれ絵であれ、自分の気持ちを表現できるようになっているんだな、とうのがよくわかります。

たのしかった・たのしかった!・たのしかった・たのしかったよ・たのしかった

思いがあふれるドキュメンテーション。

夜まで楽しい会

2021/07/17

今日は年長さんの特別保育『夜まで楽しい会』。この日に向けて、みんな色々準備をしてきました。
狙って準備をしていたものと、たまたま準備が整ったものがうまくマッチして、5月の終わりに仕込んだお手製梅シロップをこの日に解禁。ちょうどいい飲み頃になっていて、特製梅ジュースを休憩時間に飲みました。
「おいしい」「すっぱい」という感想に交じって、「なんか、ベロのうらが、ちりちりするんよね」と表現していた子もいました。

その感覚、わかる。

多少天候に不安はありましたが、この予報にしてよくぞここまで、と言いたくなる程度には持ちこたえてくれました。長い1日のことを考え、体が冷えすぎないように水遊びの内容も急遽変更しましたが、子どもたちは『自分たちだけ』の園舎・園庭を思いっきり使って遊びこみました。

夕食はカレー。子どもたちでは作らず、年長有志のPTA役員さんがすべて作ってくださいました。ありがとうございます。
でも、具は自分たちで考えました。『とりにく・なす・おくら・ずっきーに・たまねぎ・じゃがいも』、『みんち・なすび・ずっきーに・じゃがいも・こーん・たまねぎ』などなど、全部で4種類。
しかもずっきーには年長さんが畑で育てて収穫したもの。十分、“ぼくたちでつくったカレー”です。

会が終わって、暗い中お迎えに来たお家の人を見た途端に泣き出す子もいて、みんなが色々な思いをお家に持ち帰ってくれているようです。

ご迷惑をおかけしました

2021/07/16

今日は最後の水遊び。空模様は不安定でしたが、年中の先生も「やりたいです!やる気です!」と、元気に飛び出していきました。
幸い雨も降らず風も吹かず、子どもたちは色々な道具を使って、水という遊び道具を必死に使いこなそうと熱中していました。

樋を使って泡を流してみて「あわがとける!」

ながーいチューブに水を入れて、出口を友だちに持ってもらって、やっと容器に水を入れることができました。

さて、明日は年長さんの特別保育『夜まで楽しい会』。いつのまにか年長園舎の前につるされた大きなてるてる坊主。「明日は楽しみ?」なんて聞かなくても、子どもたちがどれだけ期待感を持っているかがわかります。そしてその思いは、この下を通った色んな人に届くはず。
きみ、いいとこに吊るしてもらったねぇ。

最後になりましたが、昨日は雷の影響で一時停電をしてしまいました。その間は電話もつながらず、ご心配をおかけしました。
電気管理者の方に来てもらって、約2時間後にやっと復旧。
窓の関係でお部屋が暗くなってしまうI組さんは、明るくて風のよく通る廊下でおやつを食べました。 子どもたちはやっぱりソワソワ。先生はなんとかおやつに集中してもらおうと色々声をかけますが、こんな非常時は、なかなかね。ご迷惑をおかけしました。

見てわかる緊張

2021/07/15

幼虫から育てていたカブトムシが、サナギから成虫になっていました。
一番初めに気付いたのはR組の二人組。おでこを飼育ケースに擦り付けながらじっと観察していました。 隣に置いてある剥製はこのカブトムシのお父さん。両方を指さしながら、「かぶとむしが、いっこ、にこ!」と数を数えていました。

今日は年少の体操教室参観がありました。外が熱中症指数『厳重警戒』だったので、ホールで行いました。
子どもたちはみんな緊張気味で、最初の準備運動もいつもよりコンパクトに収まる子どもたち。でも、身体を動かすうちに表情も動きもどんどん伸びやかになっていくのが目に見えました。

こちらはホールに向かう前の子どもたち。ちらっと門から入ってくるお家の人が見えたりして、早速走っていきそうになる子も。でも「あとでホールで会えるからね」と伝えると、足を止めることがで、成長を感じました。
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